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世界一感染者が多い身近な病にアナタの命が確実に削られている。|歯医者さんが教えるお役立ち歯科情報ブログ

世界一感染者が多い身近な病にアナタの命が確実に削られている。

2017.04.13
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世界のあらゆる記録が記載されているギネス・ワールド・レコーズ(通称ギネスブック)にある病が世界一感染者の多い病気として世界記録に認定されています。

 

その病とは・・・

 

・インフルエンザ?

・SARS?

・麻疹?

・ノロウィルス?

・肝炎?

 

実は、上記どれも違うのです。

 

世界一感染者が多い病気、それは「歯周病」なのです。

 

歯周病は日本でも30才以上の8割が感染されているとされ、歯を失う原因第1位になっている病気です。

 

厚生労働省が調査を行っている「患者調査」では平成26年時点で、

・20代の7割

・30〜50代の8割

・60歳代の9割

が歯周病を患っているという調査結果が出ています。

 

 

京都大学が示した歯周病と全身の病

京都大学が昨年末に口の中と全身について、このようなことを発表しました。

口の中の病気を予防することでカラダのあらゆる病気を防ぐことができる

 

京都大学研究者からのコメント

近年、口の中の病気は動脈硬化だけでなく、糖尿病、呼吸器疾患、低出生体重児、リウマチなどさまざまな病気に関連していることが報告されています。本研究により、口の中の病気の予防は、それらの疾患の予防につながる可能性があることが改めて示されました。ながはま0次予防コホート事業によって、それらの関係をさらに明らかにしていこうと考えています。口の中の病気の予防は、他の病気に比べて予防しやすいため、歯科医院の定期的な受診や正しい歯ブラシなど口の中の管理方法を学ぶことで、多くの疾患を予防できる可能性があります。

 

 

日本人の死因は下記のとおりです

第一位悪性新生物

第二位心疾患

第三位肺炎

第四位脳血管疾患

この二位から四位、いずれも口の中の病気(歯周病が中心)と非常に密接に関わっているのです。

 

中でも、動脈硬化が原因となって発症する病気は死亡に繋がるケースが非常に多いです。また、死亡とはならず、運良く命をとりとめたとしても、後遺症によるリハビリや要介護の問題が非常に重い負担となってきます。

動脈硬化はプラークが原因に。

 

京都大学による研究などで、歯周病を始めとした口腔内の炎症が動脈硬化を促進させ、動脈硬化と付随する病による死亡のリスクを高めることが明らかにされています。

 

 

そもそも歯周病とはどのような病なのでしょうか。

「歯周病ってリンゴを食べたり、歯磨きすると血がでるやつでしょ?」

歯周病に対して、この程度の認識しかない方は非常に危険です。
そもそも歯茎から出血するということは、歯周病菌が毒素を出しており、歯茎に炎症を起こしている状況です。この状況をステージⅠと呼びます。これを放置するとすぐにステージⅡに進みます。ステージⅡになると、歯がしみて、口臭がきつくなり、膿などが発生することになります。場合によっては歯茎を切開し歯周病菌を取り除かなくてはいけないです。

歯周病は冒頭でも言いましたが、感染症であり、立派な病気です。最近の種類は500以上あり、この細菌の中のグラム陰性菌という種類の菌が毒素を作り出し、全身に悪影響をおよぼすことがわかっています。

 

 

歯茎の炎症を起こす歯周病は歯茎から体内に入り、全身を巡り、カラダの至る所で悪事を働く

寄生した歯周病菌は歯茎の炎症を誘発し、出血させます。出血が起こるということは血管が破裂しているということです。つまり、反対のことを考えるとその血管の中に歯周病菌が入り込むことができるのです。

歯茎から全身をめぐる歯周病菌

人間の血管は全部をつなぎ合わせると10万キロもあり、これは地球を2周半できる長さになるのです。身体のありとあらゆるところに血管はめぐり、血液を送り込んでいます。心臓からは1分間に5リットルもの血液が送り出され、その血液は全身をわずか20秒で循環します。この20秒の間で、歯周病菌がサーフィンのように血液の波に乗り、全身をめぐるのです。

心臓が全身に送る血液の中には、酸素や栄養分が豊富に蓄えられ、動脈を通じて送り込まれます。動脈は人体にとってまさに生命線なので外部からの刺激から身を守るために3重構造の作りになっており、非常に頑丈に作れています。

しかし、口内から動脈の内部に入った歯周病菌は、血液をドロドロにし、内部から破壊を始めるのです。ドロドロになった血液は固まってしまい血管を塞ぎます。これが、動脈硬化なのです。

全身で問題を起こす動脈硬化

この動脈硬化が脳で起これば脳梗塞となるのです。歯周病の人間はそうではない人間と比べると約3倍脳梗塞になりやすいとされています。

脳梗塞はそのまま死亡に繋がる可能性もあります。また助かったとしても、脳性麻痺となり、半身麻痺など続く後遺症となります。また、言語麻痺となり言葉が出ない、認知障害となり認知症のような状態になるなど、あらゆる後遺症となるのです。さらには、いつ再発が起こるかわからない状態にあるので油断することができません。

 

脳梗塞以外にも、心臓疾患、糖尿病、肺炎、低体重児、早産を引き起こす歯周病

 

歯周病と心臓疾患

動脈硬化が心臓で起これば心臓疾患となります。特に心臓の血管が詰まる心筋梗塞は命に関わる大きな病気です。
急激に胸に激痛が走り、動悸が止まらなくなり、脈が乱れ、呼吸をすることが難しくなるのです。

一度心筋梗塞を起こしてしまうと、半数が心不全を患うとされています。心不全になってしまうと今まで何でもなかったことに対して息切れなどが起こり、疲れて動けなくなってしまうのです。食事や会話という通常のことも苦しくなってきます。

また、幻痛(げんつう)という心臓に異常がないにも関わらず、激しい痛みに襲われることもあります。また、常に心筋梗塞の再発を恐れながら暮らさなければなりません。通勤、買い物、1人の時、今ここで心臓が詰まったらどうすれば・・・という恐怖は一生消えません。心筋梗塞発症から数年たってもこうした恐怖に怯えながら日々を生きなければならないのです。

 

歯周病と糖尿病

歯周病菌から出す毒素が糖尿病を悪化させます。さらに、厄介なことに糖尿病は歯周病を悪化させるのでお互いに悪影響を及ぼし合っているのです。

糖尿病は血糖値が高くなる病気であり、様々な合併症を引き起こす病です。なかでも、「糖尿病網膜症」「糖尿病神経障害」「糖尿病腎症」が糖尿病の3大合併症とされています。

網膜症は視力が落ちてしまう病で、白内障になる人もいます。白内障は一度なると治らず、見ている景色が霧がかってしまいます。コンタクトをいくらあたらしいものにしても治らないのです。

神経障害は手足のしびれが続き、感覚が鈍くなるなどの症状が続きます。

腎症は腎臓の機能が低下しているため、尿を作ることができなくなり、人工透析を週に数回行わなければなりません。人工透析は嵐であろうが吹雪であろうが休むことはできず、通わないといけません。透析の針は痛く、食事制限も非常に苦しいのです。しかもいくら頑張っても治ることはありません。

 

歯周病と肺炎

 

歯周病菌が口の中にいる場合は、食べ物と一緒のそれを食べていることになります。その菌が肺に感染し、高熱や肺炎に繋がるのです。

 

肺炎は個々数年で死亡の原因として一気に3位に浮上しました。特に誤嚥性肺炎という高齢者に多い病では食べ物が誤って気管や肺に入り、肺炎を起こすのです。歯が弱くなり、食べる力が落ちてくる高齢者が誤って飲み込み、誤嚥性肺炎を起こしてしまいます。さらには、誤って入り込んだものが歯周病菌にまみれているとさらに危険になるのです。

 

要介護のお年寄りが誤嚥性肺炎を起こしてしまい、そのまま胃ろう(胃からチューブで栄養を送ること)して植物状態になり、何年も寝たきりになるということは今の日本では決して珍しくありません。

歯周病と低体重児、早産

妊娠している女性の口の中に歯周病菌が多い場合、その菌は歯茎から胎盤を通じて胎児に直接感染するとされています。妊娠中の女性が歯周病の場合、子供が低体重児や早産になるリスクは通常の7倍と言われています。これはタバコ、アルコール、高齢出産と比較しても5倍以上の高い数字です。

 

早産は死亡率も非常に高くなります。日本産婦人科学会によると、

500グラム未満で62.7%

500グラム〜999グラムで15.2%

1000グラム〜1500グラムで3.8%

となっています。

 

早産になると、死亡リスクだけではなく

・呼吸障害

・循環障害

・消化器障害

・血液異常

・体温調節障害

・代謝異常

・感染症

・未熟児網膜症

 

などあらゆるリスクを背負うことになります。赤ちゃんが未熟な状態で生まれてくるために身体の機能がまだ出来上がっておらず、上記のような症状がおこるのです。

 

 

たかが、歯周病と思っては絶対にいけない

歯周病は一見、歯茎から血が出るちょっとした病気のように感じます。しかし、このちょっとしたことが実はアナタの人生を大きく左右するきっかけになるということを忘れてはいけません。

 

歯科医と衛生士は、この歯周病の危険性に気がついています。しかし、中々そうしたことを世の中に発信していく方が現状ではまだ少ないのが事実です。アナタの歯を守るだけではなく、アナタのこれからの人生を、そしてアナタの大切な人を守る役割を歯科医と衛生士が担っていくのです。

 

今回は歯周病について、知られざる情報をまとめました。次回は歯周病を治す歯科医からの視点、そして歯周病のさらなる恐怖をお伝えいたします。

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