7月に入り、関東も梅雨入りして雨が多かったなと思っていたらここ連日の真夏日。
皆さん体調管理には気を付けてください。
院長の遠藤広規です。
ブログでの報告が遅れてしまったのですが、先月下旬に当院に歯科チェアを増設するタイミングを利用して、ドクター4人全員で海外研修に行ってきました。
今回は、当院が使用している歯科用チェアが、A-decというアメリカのメーカーのものを使用していてそこの本社から誘われて、本社および工場、アメリカのプライベートオフィスを見学してきました。
本社があるのは、アメリカ本土オレゴン州ポートランドというところです。
成田空港からはデルタ航空から直通が出ており、8~9時間ぐらいでした。
雨が多い地域みたいで、あるロゴには傘マークがあるのもあったのですが、どうもそれは冬の話で、今の季節や今回訪れた6月というのは1年の中でも非常に過ごしやすい季節で、たしかに訪れるとちょうど良い気温で歩いてるだけでもとても気持ちよかったです。
自然も多いところなんですが、画像はダウンタウンです。
オレゴン州に本社がある企業で一番有名で一番大きな企業というと皆さんもよく知っているNIKEだそうです。
2番目は、アウトドアウェアで日本でも有名なパタゴニア。
そして、3番目が歯科用チェア世界シェアNo.1の今回見学させていただいたA-decです。
歯科の世界というのは市場としてもそんなに大きくないのに、他の2社の世界的企業に肩を並べているということは歯科関係者のわたしとしては非常に驚きました。
そして、今回そんな歯科の大企業に招待されて訪れたのがA-dec本社。
見渡す限りすべてが会社の敷地で歯科用チェアの部品をその敷地内にある工場で8割程度作っているそうです。
工場等の建物が7つほどあり、移動には移動車も使ってました。
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見学する前には副社長直々にあいさつしていただき、遠いところからありがとうといった話をしてくれました。また、わたしたちのために受付の大きなモニターにはひとりひとりの名前を掲載してくれて、日本の国旗もアメリカ国旗と一緒に掲げてくれました。
当院も使用している歯科用チェアについては以前にもブログで書きましたが、日本だと歯科用チェアを作っているところは歯科の総合商社みたいに他にも色々製品を作ったり販売しているのですが、ここは歯科用チェアだけを作っている会社なので、はじめに工場見学をしたときはその部品をどのように作っていて、それをどのように組み立てて、出来たものをどのように耐久テストしているかを見学させてもらいました。
見学中に社員さんと何人もすれ違いましたが、みなさん気さくに声を掛けてくれました。ここの従業員の方々は創業者の意向により地元採用の方ばかりで、会社としては地域密着の企業なんだそうです。
食堂の設備等も充実しており、ここで1か月に1回全従業員1000人が集まってミーティングを兼ねたパーティーもするそうです。
このような従業員思いの会社であるとういうのが、歯科とはまた違いますが一企業の姿勢として非常に勉強になりました。
色々と見学させてもらい安心してチェアを使えるなあと再確認したあと、今度はそのチェアをどのように置くかというショールームも見学せてもらいました。
ショールームもこのチェアがカスタム性があることもあり、通常日本だと10部屋もあるかないかのところを、ここは20部屋以上もありました。
すべて仕様が違うものが置いてあり、当院が次のステップにいくときの参考になりました。
日本では珍しい置き方もしてあったので、それを基に日本仕様でアメリカにも無いようなものをまた作りたい!という気持ちも見学してて沸々と湧いてきました。
日本でも『大人の工場見学』が流行っていますが、それと似た感じもありつつ色んな話も聞けて非常に新鮮な刺激を受けました。
あれもこれもしたいなというのが、自分の中で湧いてきてどうしたらそれを地域の患者さんに伝えることが出来て、表現できるかというのがまた課題になりました。
また、今回の研修では、わたしたちがアメリカに行って学ばせてもらいましたが、せっかく海外にユーザーが多い海外メーカーのチェアを使っているので、今度はそれを海外にはない表現の仕方で、海外の歯科医師が当院を見学して学びたいと思うような歯科医院を創りたいとも新たに思いました。
まだまだ発展途上のエンドウナチュラルデンタルオフィスですが、これからも知識・技術はもちろん新たなことにもスタッフ一同で取り組んでいきます!!
追記:
プライベートオフィスも見学させてもらい、2名の歯科医師の先生がいるオフィスだったので、某youはなにしに~を参考にこのお土産を成田空港でチョイスしました。
結果・・・
2人ともとても喜んでくれて、その場で忍者・侍Tシャツ着てくれました♪