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歯科衛生士こそ、恐怖の歯周病と全身疾患からアナタを救う救世主である|歯医者さんが教えるお役立ち歯科情報ブログ

歯科衛生士こそ、恐怖の歯周病と全身疾患からアナタを救う救世主である

2017.05.29
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前回、リリースした歯周病に関する記事ですが、ありがたいことに多くの反響を頂き、SNSでも広く拡散していただきました。ありがとうございます。

 

世界一感染者が多い身近な病にアナタの命が確実に削られている。

 

前回の記事を振り返ると

 

・歯周病はギネスに登録されている世界一感染者の多い病気である

・歯周病は全身疾患と非常に密接な関わりがある

・歯周病菌は歯茎から血管をめぐり、全身に悪影響を及ぼす

・歯周病は脳梗塞、心臓疾患、糖尿病、肺炎、低体重児などあらゆる原因となる

 

以上のような情報をまとめさせていただきました。詳細はリンク先で閲覧可能です。

 

 

そして、今回はこの“歯周病”に関して、さらに掘り下げて解説を行います。

 

 

歯には寿命があるなんて、ウソ?歯の寿命は200年??

 

歯科基礎医学会によると、健康な人の歯ぐきの骨は年間で0.06ミリ程度減っていくとされています。つまり、歯を支える骨(歯槽骨:しそうこつ)は200年程度もつ計算なのです。

厚生労働省医政局歯科保健課が実施する平成 23 年歯科疾患実態調査 結果の概要によると、40代半ばごろから1本以上歯がない人が増え始め、50半ばには4本以上ないというのが平均になります。特に、実際には女性も男性も大臼歯の喪失が50代という方が非常に多いです。大臼歯は噛み合わせにとって非常に大事な歯です。

 

その喪失した歯を補おうとすると、保険治療では入れ歯かブリッジになりますが、隣の歯がない奥歯になると長い間入れ歯とともに生活しなければなりません。自費治療になるとインプラント治療もありますが、インプラト治療は高額ですし、欠点もあります。

長い間入れ歯で暮らすのはとてもツライ。

 

 

入れ歯やブリッジ、インプラント自体は悪いものではありません。歯を失った場所に歯の代わりになるものを補うことはとても大事なことです。

 

ただ、1本くらい、歯がなくなってもいいや。何ていう甘い考えは今すぐ捨てて下さい。1本でも歯がなくなってしまうと、他の歯にも悪影響を及ぼし、あっという間にどんどん歯がなくなっていく可能性も高まります。

 

どんなに精巧な入れ歯でも、どんな精巧なブリッジでも、インプラント治療でも天然歯には敵いません。

歯というものは、一度悪くしてしまったら、より悪くなるという循環をたどる可能性があるということを私達は肝に銘じて置かなければならないのです。

 

そして、前回お話したように、歯周病は全身疾患と密接に結びついているので、歯を失っていくと同時に、今度は全身疾患が起こってくる可能性が高まります。全身疾患の中には麻痺が起きて、満足にものを噛むことができない、歯のケアを行うことができないなどの問題も生じてくることもあります。

 

つまり、

①歯を失う

②歯を失うことで他の歯も失う原因となる

③歯を失うことが全身疾患の原因を作る

④全身疾患が歯を失う原因を作る

⑤①に戻り繰り返す。

 

たった一本歯を失うだけで、このような恐怖のサイクルに巻き込まれる可能性があります。

たかが「歯一本」というあなどりが、アナタを苦しめる恐怖の入り口に。

 

歯を失わないための重要な要素を歯科衛生士が握っている。

ここまで読むと、歯を失うことに恐怖を感じる方も多いと思います。勿論、誰も進んで歯を失いたいと思う人はいないです。しかし、それでも歯を失う人は後を絶ちません。

 

では、このスパイラルを食い止めるためにはどうすればいいのか。私達はその鍵を握るのは「歯科衛生士」だと考えています。

 

歯科衛生士は歯科医師と同様に国家資格であり、多くの歯科医院で勤務しています。女性のイメージが強いですが、近年少数になりますが男性歯科衛生士もいます。

法律上、歯科医師以外で患者の歯に触れることができるのは歯科衛生士のみ。

 

なぜ、歯科衛生士が歯周病からアナタを守ることができるのかというと、歯科衛生士は「歯周病治療・予防・メンテナンスのスペシャリスト」だからです。

 

ここで、なぜ歯科衛生士=歯周病治療・予防・メンテナンスのスペシャリストが歯を失わないための重要な要素なのかということをもう一度整理してみましょう。

 

さきほど、解説した恐怖のサイクルも今一度見ていきましょう。

 

①歯を失う

②歯を失うことでさらに悪化する

③悪化した結果の歯周病が全身疾患の原因を作る

④全身疾患が歯を失う原因を作る

⑤①に戻り繰り返す。

 

この5つの段階が歯をなくすスパイラルでした。つまり、ここで重要なのは①をいかに食い止めるかということです。

 

ここで重要になってくるのが予防の考えなのです。

 

治療が下手だから歯を失うのではない、予防しないから失う。

一般的に私達は歯が痛くなった時に歯医者さんに駆け込み、歯を削ってもらい処置を行います。しかし、一度削ってしまった歯はどんなに精巧な治療を行ったとしても、人の手が加わった箇所は再発する可能性があります。再発してしまった箇所はさらに削り、もっと大きな詰め物をしなければなりません。そして、削る箇所が大きくなってくると神経を抜かなければならなくなり、破折のリスクも高まり、不幸が起きれば抜歯となってしまいます。

 

これは一見すると、「再発が起こるような処置を行っているからいけないんだ」と見えるかもしれません。しかし、実は「処置が悪いから歯が長持ちしない」というのは正解だとは言えないのです。

 

歯を長持ちさせるためには、治療の精度ももちろん重要ですが、処置後の継続的なメンテナンスも同様に重要なのです。歯は再治療すればするほど歯を失う可能性が高まります。ですので、大切なことはいかに再治療にならないようにするかということなのです。

 

つまり、歯を失わず長持ちさせるためには

 

①そもそも歯を病気にさせない事前の予防

②継続的なメンテナンス

 

この2つが非常に重要になります。この2つのどちらにも深く関わるには歯周病についての知識が必要不可欠です。

そして、これらを歯科医院で実際に行なっているのが歯科衛生士なのです。

 

 

患者さんの歯を守ることを考えるのならば、歯科衛生士が働きやすい環境を整えることが大切

人が歯を失うサイクルをもう一度確認していきましょう。

 

①むし歯や歯周病になる

②歯の処置を行う

③処置後に再度むし歯や歯周病になる

④再治療を行う

⑤上記のサイクルを繰り返し、最終的に歯を失う

 

このサイクルを考えた上で、人が歯を失わないためには

 

・むし歯・歯周病を予防する

・継続的なメンテナンス

 

この2つが重要でした。そして、この2つに大きく関わるのが歯科衛生士という職業です。

つまり、「患者さんの歯を失わないようにする」ということを考えた時に何よりも重要な役割を担っているのは歯科衛生士なのです。

歯科医院を経営する立場として大切なことは、

 

「患者さんの歯を失わないために、鍵となる歯科衛生士が働きやすい環境を整えること」

と開院する前から思っていました。

正直な話、歯科医院に歯科衛生士を雇う義務はありません。歯科衛生士を雇うことは、通常歯科助手よりも高い人件費ががかかり、コストとして歯科医院経営を圧迫するという考え方もあります。

 

また、日本の保険制度を考えると治療を行うことで治療報酬が歯科医の元に入ってきます。その報酬が歯科医の給料となるのです。

そうしたことを考えると、「歯が痛い」と駆け込んできた患者さんの歯を削って詰めものを行うだけでも給料を手にすることができるのです。歯科衛生士は歯を削ることはできませんので、歯科医1人と受付兼歯科助手のアルバイトで歯の痛みを取り除く、歯科医院経営は成立します。

これだけでも患者さんが来れば歯科医として家族を養うことも出来ますし、「街の歯医者さん」として歯の痛みを取り除くこともできると思います。

しかし、痛みを削り、詰め物をするなどの対処療法を行うことだけでは、根本の解決にはなりえません。冒頭にもお話した通り、天然歯に勝る歯科治療はありません。再治療は行えば行うほど歯を失うリスクは高まります。ただ悪いところ治すだけことを“治療”とは呼べないと考えています。

“治療”と言うからには本当に患者さんを“治す”必要があります。そのためには、予防とメンテナンスを重視する必要があり、その要として“歯科衛生士”という職業が何よりも大切なのです。

 

あなたの歯を守っているのは歯科医師だけではない!

歯を守る仕事とは?と聞かれたら100人中ほとんどの方が歯科医と答えると思います。しかし、歯科衛生士こそがあなたの歯を本当の意味で守っていることを忘れてはいけません。

そして、当院に来ることができない方に向けた歯科医院を選ぶ私なりのポイントとして、今回の様な理由から

歯科衛生士を大切にしている歯科医院を選んでもらいたい

と強く考えています。歯科衛生士を大切にしている歯科医院は、患者さんである皆様の歯を大切にしている歯科医院である証拠です。

 

今までの日本は歯に対する国民の関心が非常に薄く、歯科医院は『痛くなったら、悪くなったら行く場所』でした。

定期的にメンテナンスに行くという習慣は、欧米の先進国と比べて日本は遥かに低い水準です。『天然歯を守るためには歯科医院に行くのが常識』という考え方から、日本は完全に置いていかれてしまっています。

 

こうした日本の危機的状況に対し、歯科衛生士を大切にする歯科医院が少しずつ増加しています。これからの日本の歯科に大切なことは予防とメンテナンスであり、それを支える歯科衛生士という職業は非常に大切な存在となってくるのです。

 

次回歯医者さんに行ってクリーニング等の歯周病治療を担当してくれるスタッフが「担当になります歯科衛生士の○○です」と名乗ってくれたら、その方は予防とケアの専門家という意味です。

いつまでも健康的で丈夫な歯を手に入れるために、歯科衛生士さんのことも頭の片隅に是非おいてください。いつまでも、アナタの歯が健康で丈夫であることを私達は心から願っています。

今回は以上になります。最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。

 

相模原市橋本のエンドウナチュラルデンタルオフィスが考える予防歯科

今回、予防歯科のお話、歯周病のお話そして歯科衛生士のお話を歯科メディアどくらぼさんとご協力させていただき、発信致しました。

近年、予防の大切さが少しずつですが、世の中に浸透してきています。

歯が痛くなってから歯医者さんに行くのではなく、歯が痛くなる前に、歯を失う前に歯医者さんに行くということをこれからの常識にしたいと考え当院を運営しております。

今回の記事が少しでも多くの方のご参考になればと考えております。最後に少し宣伝になってしまいますが、私達の考える予防歯科についての記事をご紹介いたします。

歯が痛い、ご家族、お子さんの歯を守りたい等どのようなことでもいつでも、何なりとご相談ください。

遠藤ナチュラルデンタルオフィスが考える予防歯科

 

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